DNSの反映を確認する方法
「DNSを変えたのに、まだ古いまま」。多くはキャッシュが原因です。どこまで反映されているかを切り分ける手順です。
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「反映」の正体はキャッシュ
DNSの設定を変えると、管理しているネームサーバー(権威DNS)の内容はすぐに新しくなります。時間がかかるのは、GoogleやプロバイダなどのDNSが、前の結果をTTLの秒数だけ覚えているからです。世界のどこかが順番に更新されているわけではなく、各所のキャッシュが期限切れになるのを待っている状態です。
切り分けの手順
- 権威DNSを確認する: 問い合わせ先に「権威DNS」を選んで調べます。ここが古いなら、設定がまだ保存されていないか、別のネームサーバーを見ています。
- 公開DNSと見比べる: Google・Cloudflare・Quad9を同時に選びます。権威DNSが新しく公開DNSが古いなら、キャッシュの期限切れ待ちです。
- TTLを見る: 結果のTTLは「あと何秒キャッシュされるか」の目安です。公開DNSの値が減っていくなら、キャッシュが残っています。
- 自分のパソコンのキャッシュを消す: 公開DNSは新しいのに自分の環境だけ古いときは、端末のキャッシュです。
端末のDNSキャッシュを消す
# Windows ipconfig /flushdns # Mac sudo dscacheutil -flushcache; sudo killall -HUP mDNSResponder
反映が長引くケース
- ネームサーバー(NS)を変えたとき: 上位(.jpや.comなど)のNS情報のキャッシュが効くため、最大で24〜48時間ほどかかることがあります。
- 存在しない名前を先に引いたとき: 「存在しない」という結果(NXDOMAIN)も、SOAレコードの値に応じてしばらく覚えられます。
- 変更前のTTLが長いとき: 3600(1時間)や86400(1日)だと、その時間は古い値が残ります。移行の前に、TTLを短くしておくのが定石です。
確認するタイプは、WebならA・AAAA・CNAME、メールならMXです。
よくある質問
DNSの反映はどれくらいかかりますか?
レコードの変更は、変更前のTTLの長さが目安です。ネームサーバーの変更は最大で24〜48時間かかることがあります。
権威DNSと公開DNSで結果が違うのはなぜですか?
公開DNSは前の結果をキャッシュしているためです。TTLが切れると新しい値に変わります。
ほかの説明書
最終更新: 2026-10-21